2018年12月13日木曜日

Fly 12CE買いました

Black Friday セールでドラレコ&ライトのCYCLIQ FLY12CEを買いました。





これは何かって言うと…ドラレコ付きライト?
ライト付きドラレコ?

旧型のFLY12と何が変わったかというと、Wifiに対応しなくなった代わりにANT+に対応した感じです。

重さは、軽いとは言えない195g。
録画の品質はかなりよく、FullHDの60fpsで録画できます。フツーにアクションカムなレベル(特にダイナミックレンジでGoProHERO7には適いませんが)。



●設定
設定はPC、あるいはスマフォで行います。設定項目は録画の画質設定と手ぶれ補正の有無くらいかなぁ、あまりすることはないですね。
動画のプレビューをスマフォで見ることはできません、カメラの向きなどはえいやー!ってことですね。でもまあ、ライトがちゃんと照らせる角度にするしか無いんですが。


ロックされたファイルというのが、上書きされない動画ファイルのことですね。

設定を開いたところ
(ツールチップってなんだかわからん)


ビデオ設定ではロゴとタイムスタンプは邪魔なので消しておきました
(ドラレコなら消さないほうがいいのかなぁ?)

システム設定
インシデントモードは事故っぽいのを検出したときにデータを保護するモードですね。
あ、今気づいたけど、バイクを横倒しに置いたときに発動して、その後なんか電源が切れるって症状はこれか…。

設定ファイルはSDカードに保存されているようなので、設定違いのSDカードを用意し、ドラレコ用の設定が乗ったドラレコ用SDカード、ライドデータ記録用SDカードという使い方ができるようです。


充電やPCとの接続はUSB-C、充電も通信もわりと高速ですばらしい。
バッテリー容量は4200mAhで”アクションカム”としてはバッテリーは結構持つので、その点も意外と便利です。
ってかバッテリーのデカを利用してかなり富豪的な思想で造ってありますね(勝手に電源入るとか)。まだ試してないですが、USB-Cでスマフォの充電できちゃったりするのかな?

●録画
ドラレコなので、電源オンで録画開始。録画停止はありません(電源を落とす)
MAX10分で1ファイル、基本的に録画したものは、どんどん古いものが上書きされていきます、落車したっぽい自転車の動きをした場合はその動画は保護されて消されなくなります(前述のインシデントモード有効時)。

6軸のイメージスタビライザーも意外と効きます(が効いてる動画のほうが酔う気がする…)。動画に関しては先にも書きましたがかなりきれい。夜間も結構ちゃんと録れます。
なお、FullHD 60fps対応なので、それなりに速いmicroSDが推奨されています。


●サイクルコンピューターとの連動
サイクルコンピューター(GARMIN以外でもANT+ Bicycle Lightsに対応していれば)とペアリングしておけば、連動して電源が入り、ライトのオンオフも自動で行われます。
オンオフのタイミングは、ガーミン電源ON-OFF、あるいは、タイマー動作時ONが選べます。

なお、タイマー動作時という意味はログ取得中という意味合いのようで、オフになるのはログをセーブしたときなので、休憩中などでタイマーを止めてもライトは消えません。
(基本点とけという思想を感じます)

ライトのモードはサイクルコンピューターで設定でき、自動にしておくと日中は点滅、夜間は点灯になるようです。(他にトレイルとかハイビズとかのモードがありますが使ってないのでよくわりません)、FLY12CE側でライトの設定をする”Individual = 独立モード”もありますが、何故かうまく動かなかったりする時があり、そこらへんまだ謎です。



注意点は、サイコンの電源を入れるときに通信できる距離にFLY12CEがあると、勝手に電源ON→録画開始してしまいます。
ドラレコという意味では何でもいいから撮るというスタンスなんでしょうね。
職場でGARMINをPCにつないだ時とかにFLY12の電源オンのアラームが鳴り響くのは中々邪魔くさいっす(笑)

あと、サイコンの電源が入っている限り、FLY12CEの電源を手動で切っても、また電源オン→録画開始してしまいます。

一旦分かればなんてこと無いんですが、最初GARMINの電源が原因だとわからす怪現象かと思ってしまいました。

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追記
USB-Cで携帯が充電できるか問題

なんと、携帯(HTC U11)からFLY12CEが充電できました!なんでじゃ!イラネー(笑)


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追記2
風切り音が気になったので
マイクの風防をつけてみました。



買ってみたのはこれ ちょっときついけどほぼ完璧なフィット。
こいつは優秀だぁ~。


ちなみに無いとき

うるせぇw

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追記

CYCLICのオーバーレイアプリ(CYLIQ PULS)ですが、手軽でいいんだけども、STRAVAのデータをオーバーレイする選択肢でパワーのチェックボタン押せねぇ~ってハマるかと思います。
なぜそうなるかというと表示項目が3つまでなので、標高と斜度のチェックを外せばパワーとケイデンスのチェックボタンを押せてオーバーレイできるようになります。

2018年12月9日日曜日

21018年シクロクロス全日本選手権大会マキノ高原

全日本です。全日本は出るだけならなんかいっぱい出てるんですよね。
2013年 TT
2014年 TT
2015年 TT RR CX
2016年 TT RR CX
2017年 TT RR CX
2018年 TT CX
NEW!
通算全日本エリートカテゴリ13回目の出場なんですね…一体何を目指しているのやら…。


忘年会をしていた妻を拾い(まあ自分も会社の忘年会だったのですが)、休憩多めで行くために0時に出発。
途中寝たりして無事にマキノ到着。10時間ってとこ。

んで試走。
雨が降っているため、事前に決勝タイヤの候補として用意していたスリック系は封印。
進まない路面が辛い。バイクやホイールを変えたりしていろいろトライ。どうやらトラクション的に後輪はマキシスのチューブレス(オールテレーン)が良さそうだ。
前輪はマッド。
と、決めたところで、あられも降ってきたので撤収~とコースをたらたら走っていると、テクニシャン國井さんが下りで追い抜いていく、ほほう、これはちょっとだけついていってみようかな~。とテキトーに下り…コーナーをトレース…ステーン。




あばばばば


あれま…。
割と無理ゲなダメージなので、予備車を本番車に仕立てる。といっても決めたホイールセットをつけて、パワーメーターとペダルを移植。

出来上がり。


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日曜
決勝日、見事に雪ですよ。

折れたブラケットをテープで補修してSuperNovaも走れるようにしようかと思ったんだけど、雨やら雪やらで濡れててテープがうまくつかず諦めた。そしたらチバポンズのOBの綾野さんがバイクを貸してくださったので、ペダルだけ交換して予備車に。これでなにかあってもとりあえず走りきれそうです。良かった。

試走
土曜の試走が意味があったんだかまったく疑問な感じの雪です。でもなんとなくタイヤのチョイスは同じで良さそうなので試走へ。こんな汚れそうなシチュエーションの試走のシューズは予備シューズのGiroで。

思ったとおり上りのトラクションが良いので結構乗れるな、これで行こう。
V字キャンバーとその先の上りは全く乗車の目がなくなったので、降りるタイミングの練習をしたり。
ピット過ぎの上りの練習を繰り返してしたらアレ?ガタガタしてる??あらららら、リヤタイヤの空気抜けてる。しょうがないのでピットに行き、見知らぬチームの方にお願いしてポンプをお借りして空気を入れてみる。が、ビード上がらず。う~む、これは諦めだな。というわけで車に戻ってチューブラのリヤホイールをつける。
もう一回試走に行こうとするが、試走の時間終了…、まあいいか…。
そんなこんなでバタバタしてしまい、レース3時間前食事を忘れていたのに気づく。レースまで1時間しかないけどちょっと食べておくかと麻婆豆腐丼を半分くらい食べる。
三本ローラー回せるところがないのでアップもせず、ピットへ代車を置きにいった帰りにランをするくらいで良しとする。(序盤どうせランでしょ…)
試走後にいつものルーティーン作業でチェーン交換(2セットを交互に使っています)。

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スタート
78人出走でゼッケン73。いつものことながら最後尾スタート。
スタートで頑張ろうとかいう気が失せるレベル…。

Photo by 井上さん
Photo by 井上さん
最初の一周は乗れそうなところも渋滞で乗れないのでほぼ半周(下りセクションまで)ラン…。遅いから大して辛くないんだけど、なんというか、フラストレーション溜まるけど落ち着いて…。
一周目のデータ、黄色がパワー(ほぼ足で走ってる…)
2周目ぼちぼち順位を上げていくと、ゼッケン一桁な(中里)まさるがなぜかいる…なんだか焦ってとっちらかってるから「まさる落ち着け!」…って、人の心配してる場合じゃないなw
ちょいちょい発生してるダム(基本的に轍しか走れないので、追い抜くところあんまりないんですよねえ)をなんとか突破して順位を上げていく。ってか順位と言うか完走したいのでトップとのタイム差が一番の問題。ゲンくんが担ぎの急登でダッシュして上がっていくけどなんでもないところでミスって戻ってくるパターン、パック全体が遅くなるからやめて…。

観客の人たちもそれがわかっているのでタイム差を教えてくれる。なんとか行けそうなのか??まあそれは雪のせいで一周にかかる時間が長くなり、80%の猶予時間が長いので完走のチャンスは大きい。いつものコンディションなら即死なんだけどね。

Photo by 三井至さん
レース中盤から後半はだいたいコッシーさんたちと走る、ってかシングルスピード…チータマの”おじさん”もそうだけど、何でシングルで走れるのか不思議すぎる

Photo by 三井至さん


まあみんな細かいミスはありつつジャンを聞くストレートへ。
15秒!とか聞こえる、これはどう考えてもラップアウトのカウントだな…、ひとまずもがく。足切り場所を確認してなかったので、ゴールライン超えてからもとりあえずもがく。安心したのかめっちゃタレてる人にはちょっと優しく(いや、ゴメンナサイだいぶ厳しい感じだったかな)どいてという。
そしたらなんとかもう足切りポイントないだろうってとこまできたらなんか集中力がなくなり、また、なぜだか両手の親指が攣りそうになってミス連発。
一度は離したコッシーさんなどにミスしたところで抜かれる。
漂う最終走者感。後ろ見ても気配を感じない。そしたらもうなんかとてつもなく気が抜けてしまいミスしまくりでなんとかかんとかゴールへ。

Photo by 三井至さん
先に走り終えていたロードではチームメイトの安Doさんとタッチ

Photo by 井上さん
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62位/78人
フルラップ完走は僕まで。
完走しやすい条件だったとはいえ、いろいろありつつも完走できたのは素直に嬉しいです。

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ラップタイムデータ集計


順位推移。
一周目にもっとドカンと順位を上げてればまた違ったんだろうなぁ…。


タイム差の傾きは6位~とあんまり変わらないと思うんだけど1周目の切片がでかすぎる。



足引っ張り合いになりがちな後方パックだけども、それほどラップタイムが悪くなかったのは良かった。

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データ
まあ特に特筆すべき事はなし。平均心拍が173bpmだったくらいですかね。


Duration
1:01:59
Distance
12.884
km
Work
419
kJ
Average Power
113
watts
xPower
160
watts
IsoPower
186
watts
Max Power
888
watts
Average Heart Rate
173
bpm
Average Cadence
63
rpm

あ、最終走者だったので一番長く走りました!(1時間2分)

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機材

いつものSuperNovaが使えなかったので、もともと妻がオーダーしたPaxアルミで走りました。



PAX AL-DISC 500mm
ハンドルバー:BOMA Carbon 400mm(少し狭いなぁ)
ステム:130mm
サドル:Fablic Line ELITE Shallow
シートポスト:Jamis Carbon 3K
コンポ:SRAM RIVAL
ブレーキ:TRP Spyre

クランク:Shimano 105 170mm / Stages Ultegra
チェーンリング:RaceFace Narrow-Wide 40T
ホイール:前 PAX AL rim,PAX disc hub / 後:PAX AL rim,PAX disc hub
タイヤ : 前 Vittoria Terreno WET / 後 Vittoria Terreno MIX
ペダル:クランクブラザーズ エッグビーター3 改
スプロケット:105 11s 11-30




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ウェア
スーツ:チャンピオンシステム 長袖スキンスーツ(バックポケット付き)

アンダーウェア:ファイントラック撥水ノースリーブ+クラフト長袖
ニーウォーマー:クラフト(パンツに安全ピンどめ)
ヘルメット:OGK Kabuto R-1 (L-XL)

シューズ:ガルエネ
ソックス:Dexshell Ultra Thin
グローブ:ショーワグローブ 防寒テムレス

Dexshellとテムレスで末端完全防御だったので快適でした。

2018年11月18日日曜日

Rapha Supercross NOBEYAMA day2 (UCI1)

day1はバースデーレースの割に失意のレースになってしまったけど、温泉に入り体を温め、宿で妻と誕生日祝をして気持ちを入れ替える。そしてめっちゃ早寝。

自分で買ったケーキw

茶碗でスパークリングワインw


ゆっくり目な起床で、なんか今日は行けそうな気がする。
仕事がある妻を駅まで送り、会場へ。

タイムテーブル的にアップは基本的に試走前にやっておき、試走後は軽くやるだけの信州クロスのタイムテーブル対応スケジュールとした。(土曜はシングルスピードが間にあるので余裕があるので試走後アップのスケジュール)
アップの調子はまあまあ。

試走では、土曜の空気圧は流石に高すぎたので、いつもどおりな空気圧から始める。それにしてもあんまり前輪から芳しいフィードバックがない。どんどん下げていくとタイヤがよれてスリップアングルを超えてしまう僕の駄目パターンが多くなる。なんとかなんないかなと試行錯誤してタイヤこじって走ってたらタイヤが剥がれる…。
あ~、眠気と戦って雑に貼ったからな…。

というわけでTerreno WETが貼ってあるフロントホイールにチェンジ。
あら、おや…、これいいじゃない…。
舗装路はちょっとだけ重くなるのわかるけどあとの芝は基本下りだし、走行抵抗の大きさはあまり関係なかったかもね。

というか僕は前輪がグリップしないとどうしようもないライディングスタイルなのは改善したいんだけど、なかなか。

土曜に着たウェアを洗ってないので、旧ジャージにゼッケンを付ける。
割と寒いのでグローブはメカニクスにした(いつものは組み立て作業員グローブ)。メカニクスは流石に作業用グローブの最高峰だけあって、操作もしやすくてよかったぁ〜。

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レース

昨日から54からちょっとうしろな62番。最後尾じゃなきゃいいよ。ど真ん中を避けて並んだら、一つ後ろの列に並んでんしまったっぽい、なんてこった、まあいいけど。

スタート、土曜はギヤがかるすぎて失敗したけど、やっぱりちょっと軽すぎた。
最初のコーナーを曲がって…詰まっていたのでなんとかかんとか路肩を走っていく。ヘアピンのインに突っ込んでくる人がいるけど気にせず舗装路まで丁寧に…我慢…。

Photo by Mitsui san

舗装路に入ったらとりあえず全力。20秒472Wでだいぶジャンプアップ。前日コケた砂利への入り口は慎重にして、砂利の登りもグイグイ行く。土の細い道はちょっと休んで下り。最初の溝はその先で転んでる人がいたので降りて越えた。

2周目以降は溝は飛んだよ。



基本的には舗装路で前パックまで追いついて一周(あんまり抜きどころがないので)そのままついて走り、また舗装路で…という繰り返し。

しかし、小森選手と(なんか途中止まってた)鈴木龍選手に追い抜かれたのにはつけず。(正確に言うと龍選手は登りはあんまり早くなくてついていけたんだけどピット前の芝とかが速くてちぎれた)、龍選手のパックは最終完走パックになったので、あれについていければなぁ…。

そのうち青木局長に追いつき舗装路爆走コンビ結成(笑)


video by カルさん

局長が横にいるので緊張してしまい飛距離が足りなかったw

このトレインは楽しかったぁ〜。



「2」の周回板を見てちょっとホッとしてしまったわけじゃないけど、そのラップがちょっとだけ遅かったのがまずかったのか、ラスト周回に入れず降ろされてしまった…。
まじ悔しい…。

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44位 (100人)

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自転車



Jamis SuperNova Team 2014 54cm
ハンドルバー:BBB Classic 420mm
ステム:Deda Zero1 120mm
コンポ:SRAM RIVAL CX1 油圧ディスク(ブレーキキャリパーはElixir)
クランク:Shimano 105 170mm / Stages Ultegra
ホイール:前 PAX AL rim,PAX disc hub / 後:Zipp 404 rim,PAX disc hub
タイヤ : 前 Vittoria Terreno WET / 後 Vittoria Terreno DRY
チェーンリング:RaceFace Narrow-Wide 42T
スプロケット:105 11s 11-30
(32T要らないのがわかったので30Tに替えたり地味に変更しております)

2018年11月17日土曜日

Rapha Supercross NOBEYAMA day1 (UCI2)

沖縄が終わり、気が抜けかけているところで二連戦。金曜辺りはエントリーしたのをまじで後悔しておりました…。

なんだかんだでC1に上がったレースなので比較的得意な方だと思うんですが、毎年イマイチなんですよね。

ドライの天気予報だったので、タイヤは基本セットとしてVittoriaのTerreno DRYの前後。
実験的にかなり高めな空気圧で行ってみようかと試走開始。3気圧から徐々に落としていく。しかしまあ、舗装路はめっちゃ速いね。キャンプ場の泥で全くトラクションがかからないけど。ジープロードも挙動がシビア。
でも体調も悪いし、ダメ元な実験としてこれで行くことに(たぶん2.7気圧くらい)。

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レース

スタート位置は真ん中くらいなのでまあ悪くない(寒河江よりは)
スタートして最初のコーナーで引っかかったけどまあなんとか。舗装路の登りでごぼう抜きをする。砂利道に入るところで、ハスったんだか、ハスりそうになって急にライン変えたんだかしたらフロントが流れて落車。申し訳ない…。どなたかに乗っかられてヘルメットがジャージかなにかにひっか掛かって頭を上げられない。頭あげられるようになって起き上がったら、まあ最後尾だよね…。

photo by 三井さん

(主に舗装路で)なんとかなんとか順位を上げていくけども、ゲンくん、sxs Radio仲間?な高田くん辺りの集団で落ち着いちゃう。フロントのグリップに自信が持てず、ちょっとづつ攻めて限界点を高めていくけど、ミスって、限界点が元に戻るという感じ。タイヤのトレッドの問題もあるけど空気圧が高くてはねちゃう感じかなぁ。
あと、傾いた日で逆光&影になったところが全く見えずで勘で走ってる状態だった。もう少し薄いアイウェアが良かったかな。

photo by 岡元さん

photo by 三井さん
というわけでいいとこなしで80%ルールでしゅうりょ~。

もっと体調悪いと思ったけど、舗装路は十分通用する体力だったのが救い。他のセクションは追い込むとかそういうレベルじゃない感じで休む一方だったので体力的には全く問題なかった。

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順位 70位(97人)

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自転車
Jamis SuperNova Team 2014 54cm
ハンドルバー:BBB Classic 420mm
ステム:Deda Zero1 120mm
コンポ:SRAM RIVAL CX1 油圧ディスク(ブレーキキャリパーはElixir)
クランク:Shimano 105 170mm / Stages Ultegra
ホイール:前 Carbon 50mm rim,PAX disc hub / 後:Zipp 404 rim,PAX disc hub
タイヤ 前後:Vittoria Terreno DRY
チェーンリング:RaceFace Narrow-Wide 42T
スプロケット:105 11s 11-32



2018年11月11日日曜日

ツール・ド・おきなわ 市民210km

久しぶりにツール・ド・おきなわ出てきました。以前出ていた140kmではなく、210km。

土曜の朝イチ便で沖縄に入り、自転車だけ貨物室に乗らず次の便になってしまったりしたけど無事到着。
レンタカーをNOTE E-POWERを期待して借りたらアクアだった、残念。
買い物して高速乗って名護へ。まっすぐ走らんなこの車…。車線逸脱警報がガンガン鳴るんだけど俺が悪いのか??なんだかんだで12時過ぎてたのですぐ受付けして、試走するために羽地ダムを超えて安部へ。
そして、準備を始めたらボトルを一本忘れていて、なおかつ持ってきたボトルのキャップがかなりカビているのが判明(沖縄はボトル捨てるのが必須なのでどーでもいいボトルを持っていくのが定石なのですが、ヒドすぎたw)。う~ん会場行って買うか。
一通り準備して試走…と思ったけど眠すぎて寝てしまった。

小一時間昼寝して試走開始、
会場まで片道26キロほど、往復で考えるとなかなかの距離。
羽地は悪くない感触で登れたけど疲労してるときにどうかな。ダウンヒルと平地巡航して会場に行きボトルゲット。一安心。
戻る方向に走ってると、ウメさんとその後、小室さんに遭遇し、おしゃべりしながら(でもそれなりにしんどい)車まで戻る。ってか羽地の逆走辛いね。


宿に戻りマックスバリュで買ったご飯で晩飯…普段通りすぎるw


一週間ぶりのビール呑んでしまった…。


まあカツは必須です。


ゼッケンが小さくなってよかった。

意外と興奮とかなく、すぐ寝付けた。

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当日
スタート時間を勘違いしていたのもあり、一旦4時に起きて朝ご飯(その1)を食べて寝て、5時に起きる。朝ごはん(その2)を食べたりするけど、なんか落ち着かないので会場へ。

ポンプを借りて空気を入れる。6.5気圧。
会場付近をフラフラしてたらなんかもう並んでるよ!
でも軽量化したくなっちゃったのでトイレに行く。そしてジャージのチャックが壊れる。
閉めると下から開いてくるチャックと格闘し、安全ピンで修復。
なんとか(ナルシマの)ナベさん状態は回避。


そんなこんなやってたらもう待機の列は大通りに出ちゃったので210キロの最後列に並ぶ。ここらへんが初参加の勝手がわかってないとこだなぁ。上がるのめんどくさそうだな~。
遥か彼方でシード選手が紹介されている。
「冷静に視界を広く、落車センサは最大限に、あとは楽する」意識はこれだけ。
というわけでスタート。

って500mも行かない間に、いきなり斜め前で転んでるんだけどなにこれ(泣)

集団最後尾を守るために培ってきた落車感知センサが冴え渡って、真横とか斜め前とかで落車は起こるものの僕がいる側ではない。
というか、寄ってこられたってぶつかんなきゃ良い(というか身体ならぶつかったって構わない)んだから、みんな大げさに避け過ぎなんだよなぁ。

隙間を見つけたら前に上がるのを繰り返して、5キロ位でなんとか先頭付近へ。しかし、その頃にはウチの2人を含む逃げが決まっていた…僕も状況次第では行こうと思ったんだけど…。
©Makoto.AYANO/cyclowired.jp
トイレタイムに対する知らんぷりペースアップしようにもウチは逃げてるからそれやるのはちょっと意味分かんないので出来ない。「遠慮しなくて良いんだよ~」みたいなことを集団で言うけどみんな動かないね。大人なのか子供なのか。

それにしてもサイクリングが長すぎて、なんか脚がだる重いイヤーな感じ。

というわけで一発目のダムの上りに入る。
緩斜面でコケている人がいる…なぜ…。
(そしてナラさんはそれに巻き込まれてエンドが折れてリタイヤだったとのこと…)

登りのスピードは、全体的には速くないけども、上げ下げのある登り方で、僕としては嫌いではない登り方。比較的余裕を持って登り切る。


沖縄タイムズに載ってました
下りでは、集団内で盛大にアウトインアウトを繰り出す選手に小言を言ったりしながら(伝わったかなぁ…)下る。
しかし下りで足が攣りかけるのはいきなり脚止めるからなんですかねぇ、無駄でも足をくるくる回して下ってみた。
補給所前でのボトルに残ってる水を全部被って捨て、水を受け取る。スポドリは予定通り残っている。下りで補給をもぐもぐ。序盤は固形物、クリフバー。

北部のコースの雰囲気は覚えているような覚えていないような…。
これ、奥の登りだろ、と思ったら違うのを繰り返し、地味に精神的ダメージw
そして奥の登りが意外と長い。そして途中オバターさんに話しかけられる

「うちの鈴木くん、でかいと思ってたけど、ザイコーさん見るとまだまだだね」

えーとw
褒められている気が全くしないw
海岸線に戻りちょっと怖いトンネルを抜けて2回目のダムへ。

うーん?ちょっと??脚がだめ???

入り口でここまで逃げてた伸成さんと元山くんに集団が追いつく。
「あとは任せた~」
「いやいや残されたほうがきついんですけど」と小声でつぶやくw
奈良さんがいないのは気づいてなく(後ろにいるのかなと思っていた)、チームとしては悠真と僕と奈良さんだと思っていた(実際は二人)。

初っ端の緩斜面でちょい遅れでかなり厳しい展開。
斜度が変わるところで速度が緩んだりするのでなんとか追いつくのを繰り返す。むしろ緩斜面が厳しい感じ。参ったね~。

半分くらい登ったところで耐えきれずじわじわドロップ。こうなると緩斜面でスリップストリームが効かないから辛いんだよね。
どんどん見えなくなっちゃう。

あー、レース終了かな。
でも下りでなんとか30秒位詰められたりすれば…と思って全開で下るけどまあ見えないよね。210のメンツは下りも速いからねぇ。

補給所で中鶴さんから冷たいスポドリをもらって一応諦めない意思で「ここから逃げ切る人もいるんだから」と言い聞かせて走る。

学校坂で3人に追いつかれる、いいね、回していきましょ。それにしても学校坂超長いのね、こんなだっけ。

クオーレ、ソース、黒ジャージ、野菜っぽい柄のジャージの人とローテしていく。ローテ指導担当は僕ですよ。
その協調は野菜さんが下りで居なくなったり、黒ジャージさんが足攣りしたりして崩れたけど有銘の先辺りまでは続いた。
100キロの先頭集団が来たあたりでトレインは崩壊&再構成。
しかし残り50キロ辺りから進まないね~。

©Makoto.AYANO/cyclowired.jp
なんだかんだで前日試走を始めた残り25キロまでたどり着き、一安心?
ちょっとエネルギー切れ気味でジェルもなくなっちゃっのでトップテンに手を出す。何だこれすごい。
羽地はもうなんかあんまりやる気でずで、ゆるゆる登る。140キロの先頭がかっ飛んでいったりするのを横目で見ながら「長いなぁ…この坂…」

下って、平坦に入り、ちょっとした距離バラバラなちぎれ組集団が追いついてきたので飛び乗りローテを回す。しかもいきなりローテ指導し始めるウザい210参加者で申し訳ない。速く走れば速く終わるんだから…ね。

残り1キロからラスト250くらいまで牽いて、あとは流してゴールへ。トレインに210はいないと思っていたけど一人いた。抜かれたけどもはやまあいいかって。

しかし、自転車降りたら腰痛いのなんのって。
中殿筋死亡系すな。
そして携帯を見て気づく。宿が一泊の予約だったので、チェックアウトしなきゃいけない疑惑。おじいさんみたいになりながら、ほうほうの体で宿に戻りチェックアウト…。

宿無しになってしまった。車を漁港に止めて最悪車で寝ればいいやって…。

で、もう一度会場に戻り、ひとまず。 


実質的に優勝。

リザルトを確認。99位/384人 だった…。最後一人に抜かれたのは良かったのか悪かったのか!


ふれあいあぱーちー


懸案だった宿は、ルートインが取れたので、車はそのまま置きっぱなしで(呑んだので)身一つでチェックイン。何にせよベッドで寝られてよかった…。

夜食?

翌日の新聞一面にのりました!


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自転車

Jamis Xenith Team 54cm
Component:SRAM RED&RIVAL22
BRAKE: F SRAM RED / R Cane Creek eebrake Direct mount
CRANKSET:Infocrank Classic 170mm
CHAINRING:ROTOR noQ 53-39T
CHAIN:Campagnolo Potenza11 (Molten Speed Wax'ed)
CASSET:SRAM RED22 11-28(改)
WHEEL&TIRE:F Zipp404  Vittoria Corsa 25C
 / R Lightweight Vittoria Corsa 25C
STEM:Omni Racer 120mm
HANDLE:Deda Zero100 Shallow O-O420mm
SEATPOST:Truvativ Noir T40 31.6mm
SADDLE:Selle SMP composite
PEDAL:TIME Xpresso4
7.0kg

いや~。勝たせてやりたいバイクなんだけどな!

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装備
ウェア レーサーパンツ Bioracer レースプルーブン ビブショーツ
ヘルメット OGK kabuto Zenard L/XL
シューズ Bont Riot+ 44.5

暑さ対策と、もしも転んだ時のためにZenardを選びました。

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Duration 5:45:38
Distance 204.080km
Work 4163kJ
Average Power 201watts
IsoPower(NP) 246watts
Average Heart Rate 152bpm
Average Cadence 75rpm
Average Speed 35.8kph