久しぶりにツール・ド・おきなわ出てきました。以前出ていた140kmではなく、210km。
土曜の朝イチ便で沖縄に入り、自転車だけ貨物室に乗らず次の便になってしまったりしたけど無事到着。
レンタカーをNOTE E-POWERを期待して借りたらアクアだった、残念。
買い物して高速乗って名護へ。まっすぐ走らんなこの車…。車線逸脱警報がガンガン鳴るんだけど俺が悪いのか??なんだかんだで12時過ぎてたのですぐ受付けして、試走するために羽地ダムを超えて安部へ。
そして、準備を始めたらボトルを一本忘れていて、なおかつ持ってきたボトルのキャップがかなりカビているのが判明(沖縄はボトル捨てるのが必須なのでどーでもいいボトルを持っていくのが定石なのですが、ヒドすぎたw)。う~ん会場行って買うか。
一通り準備して試走…と思ったけど眠すぎて寝てしまった。
小一時間昼寝して試走開始、
会場まで片道26キロほど、往復で考えるとなかなかの距離。
羽地は悪くない感触で登れたけど疲労してるときにどうかな。ダウンヒルと平地巡航して会場に行きボトルゲット。一安心。
戻る方向に走ってると、ウメさんとその後、小室さんに遭遇し、おしゃべりしながら(でもそれなりにしんどい)車まで戻る。ってか羽地の逆走辛いね。
宿に戻りマックスバリュで買ったご飯で晩飯…普段通りすぎるw
一週間ぶりのビール呑んでしまった…。
まあカツは必須です。
ゼッケンが小さくなってよかった。
意外と興奮とかなく、すぐ寝付けた。
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当日
スタート時間を勘違いしていたのもあり、一旦4時に起きて朝ご飯(その1)を食べて寝て、5時に起きる。朝ごはん(その2)を食べたりするけど、なんか落ち着かないので会場へ。
ポンプを借りて空気を入れる。6.5気圧。
会場付近をフラフラしてたらなんかもう並んでるよ!
でも軽量化したくなっちゃったのでトイレに行く。そしてジャージのチャックが壊れる。
閉めると下から開いてくるチャックと格闘し、安全ピンで修復。
なんとか(ナルシマの)ナベさん状態は回避。
そんなこんなやってたらもう待機の列は大通りに出ちゃったので210キロの最後列に並ぶ。ここらへんが初参加の勝手がわかってないとこだなぁ。上がるのめんどくさそうだな~。
遥か彼方でシード選手が紹介されている。
「冷静に視界を広く、落車センサは最大限に、あとは楽する」意識はこれだけ。
というわけでスタート。
って500mも行かない間に、いきなり斜め前で転んでるんだけどなにこれ(泣)
集団最後尾を守るために培ってきた落車感知センサが冴え渡って、真横とか斜め前とかで落車は起こるものの僕がいる側ではない。
というか、寄ってこられたってぶつかんなきゃ良い(というか身体ならぶつかったって構わない)んだから、みんな大げさに避け過ぎなんだよなぁ。
隙間を見つけたら前に上がるのを繰り返して、5キロ位でなんとか先頭付近へ。しかし、その頃にはウチの2人を含む逃げが決まっていた…僕も状況次第では行こうと思ったんだけど…。
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©Makoto.AYANO/cyclowired.jp |
トイレタイムに対する知らんぷりペースアップしようにもウチは逃げてるからそれやるのはちょっと意味分かんないので出来ない。「遠慮しなくて良いんだよ~」みたいなことを集団で言うけどみんな動かないね。大人なのか子供なのか。
それにしてもサイクリングが長すぎて、なんか脚がだる重いイヤーな感じ。
というわけで一発目のダムの上りに入る。
緩斜面でコケている人がいる…なぜ…。
(そしてナラさんはそれに巻き込まれてエンドが折れてリタイヤだったとのこと…)
登りのスピードは、全体的には速くないけども、上げ下げのある登り方で、僕としては嫌いではない登り方。比較的余裕を持って登り切る。
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沖縄タイムズに載ってました |
下りでは、集団内で盛大にアウトインアウトを繰り出す選手に小言を言ったりしながら(伝わったかなぁ…)下る。
しかし下りで足が攣りかけるのはいきなり脚止めるからなんですかねぇ、無駄でも足をくるくる回して下ってみた。
補給所前でのボトルに残ってる水を全部被って捨て、水を受け取る。スポドリは予定通り残っている。下りで補給をもぐもぐ。序盤は固形物、クリフバー。
北部のコースの雰囲気は覚えているような覚えていないような…。
これ、奥の登りだろ、と思ったら違うのを繰り返し、地味に精神的ダメージw
そして奥の登りが意外と長い。そして途中オバターさんに話しかけられる
「うちの鈴木くん、でかいと思ってたけど、ザイコーさん見るとまだまだだね」
えーとw
褒められている気が全くしないw
海岸線に戻りちょっと怖いトンネルを抜けて2回目のダムへ。
うーん?ちょっと??脚がだめ???
入り口でここまで逃げてた伸成さんと元山くんに集団が追いつく。
「あとは任せた~」
「いやいや残されたほうがきついんですけど」と小声でつぶやくw
奈良さんがいないのは気づいてなく(後ろにいるのかなと思っていた)、チームとしては悠真と僕と奈良さんだと思っていた(実際は二人)。
初っ端の緩斜面でちょい遅れでかなり厳しい展開。
斜度が変わるところで速度が緩んだりするのでなんとか追いつくのを繰り返す。むしろ緩斜面が厳しい感じ。参ったね~。
半分くらい登ったところで耐えきれずじわじわドロップ。こうなると緩斜面でスリップストリームが効かないから辛いんだよね。
どんどん見えなくなっちゃう。
あー、レース終了かな。
でも下りでなんとか30秒位詰められたりすれば…と思って全開で下るけどまあ見えないよね。210のメンツは下りも速いからねぇ。
補給所で中鶴さんから冷たいスポドリをもらって一応諦めない意思で「ここから逃げ切る人もいるんだから」と言い聞かせて走る。
学校坂で3人に追いつかれる、いいね、回していきましょ。それにしても学校坂超長いのね、こんなだっけ。
クオーレ、ソース、黒ジャージ、野菜っぽい柄のジャージの人とローテしていく。ローテ指導担当は僕ですよ。
その協調は野菜さんが下りで居なくなったり、黒ジャージさんが足攣りしたりして崩れたけど有銘の先辺りまでは続いた。
100キロの先頭集団が来たあたりでトレインは崩壊&再構成。
しかし残り50キロ辺りから進まないね~。
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©Makoto.AYANO/cyclowired.jp |
なんだかんだで前日試走を始めた残り25キロまでたどり着き、一安心?
ちょっとエネルギー切れ気味でジェルもなくなっちゃっのでトップテンに手を出す。何だこれすごい。
羽地はもうなんかあんまりやる気でずで、ゆるゆる登る。140キロの先頭がかっ飛んでいったりするのを横目で見ながら「長いなぁ…この坂…」
下って、平坦に入り、ちょっとした距離バラバラなちぎれ組集団が追いついてきたので飛び乗りローテを回す。しかもいきなりローテ指導し始めるウザい210参加者で申し訳ない。速く走れば速く終わるんだから…ね。
残り1キロからラスト250くらいまで牽いて、あとは流してゴールへ。トレインに210はいないと思っていたけど一人いた。抜かれたけどもはやまあいいかって。
しかし、自転車降りたら腰痛いのなんのって。
中殿筋死亡系すな。
そして携帯を見て気づく。宿が一泊の予約だったので、チェックアウトしなきゃいけない疑惑。おじいさんみたいになりながら、ほうほうの体で宿に戻りチェックアウト…。
宿無しになってしまった。車を漁港に止めて最悪車で寝ればいいやって…。
で、もう一度会場に戻り、ひとまず。
実質的に優勝。
リザルトを確認。99位/384人 だった…。最後一人に抜かれたのは良かったのか悪かったのか!
ふれあいあぱーちー
懸案だった宿は、ルートインが取れたので、車はそのまま置きっぱなしで(呑んだので)身一つでチェックイン。何にせよベッドで寝られてよかった…。
夜食?
翌日の新聞一面にのりました!
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自転車
Jamis Xenith Team 54cm
Component:SRAM RED&RIVAL22
BRAKE: F SRAM RED / R Cane Creek eebrake Direct mount
CRANKSET:Infocrank Classic 170mm
CHAINRING:ROTOR noQ 53-39T
CHAIN:Campagnolo Potenza11 (Molten Speed Wax'ed)
CASSET:SRAM RED22 11-28(改)
WHEEL&TIRE:F Zipp404 Vittoria Corsa 25C
/ R Lightweight Vittoria Corsa 25C
STEM:Omni Racer 120mm
HANDLE:Deda Zero100 Shallow O-O420mm
SEATPOST:Truvativ Noir T40 31.6mm
SADDLE:Selle SMP composite
PEDAL:TIME Xpresso4
7.0kg
いや~。勝たせてやりたいバイクなんだけどな!
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装備
ウェア レーサーパンツ Bioracer レースプルーブン ビブショーツ
ヘルメット OGK kabuto Zenard L/XL
シューズ Bont Riot+ 44.5
暑さ対策と、もしも転んだ時のためにZenardを選びました。
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Duration 5:45:38
Distance 204.080km
Work 4163kJ
Average Power 201watts
IsoPower(NP) 246watts
Average Heart Rate 152bpm
Average Cadence 75rpm
Average Speed 35.8kph