2017年3月24日金曜日

Jプロツアーを走るバイク特集オレオレ編

今回はホビーチームであるフィッツグルーン日本ロボティクスの香西選手のバイクをピックアップ。

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 フィッツグルーン日本ロボティクス Jamis Xenith Team
香西真介のJamis Xenith Team
香西が去年より借るのは(漢字間違いではない)Jamisが誇るカーボンロードバイクのXenithだ。”Team”は”SL”の下のセカンドグレードとなるが、カーボンのグレードがM40&T700からM30&T700となったもの。とは言っても他のメーカーであればハイエンドに使われていてもおかしくない材料だ。剛性的には全く不満がないとのこと。
2016モデルより、フォークがエアロブレーキ一体型からキャリパーブレーキの新型となったが、むしろレーシングバイクとしては好ましい改良だと香西は語る。なお、Xenithの2017モデルはディスクブレーキモデルのみとなっている。

コックピット回りは、統一感が感じられないが、何かしらのこだわりがあるようだ。
ステムは以前よりOmniRacerの削り出しの軽量品、ハンドルはHARPのセールで1500円で買ったというShallow31に今年から変更したとのこと。バーテープは上下で材質が違う組み合わせだが、理由を聞いたところ、「巻き直したらちぎれたので継ぎ足したらこうなった」とのことだ、言わなければお洒落だったのだが。

BB下へのリヤブレーキケーブルの取り回しは、右前左後ろであるため色々悩んだらしいが、
ダウンチューブ上を横断するルーティングに落ち着いたらしい。

クランクセットは、見慣れないInfocrank Classicという製品。パワーが計測出来そうであるが、電池を入れると技適(ry)なのでただのアルミクランクらしい。
楽観的予測でBB下ブレーキとの干渉を考慮しないで購入したが、やはり干渉したため、少しブレーキを削ってあるというのは内緒と言われた。納期は7ヶ月だったとのこと。
52/36のMidCompactのチェーンリングセットのレースでの使用におけるメリット・デメリットは未知数であるが、鶴CCの登りでは36Tが役に立ったとのことだ。登りが遅すぎるからではないかと思われる。
フロントディレーラーはUltegraを使用するがトリムなしのダブルタップとの相性はあまり良くないとのこと。



チェーンはいわゆる「ザイコーチェーン」。ゼータトレーディングが扱う1年以上前よりMoltenSpeedWaxを個人輸入し使用している。チェーン自体はカンパニョーロのPOTENZA11であり、更に、リヤディレーラーをよく見るとパーツの年式や型式がごちゃまぜになっているのが香西らしい。

ホイールは2012年から引き続き前輪Zipp404(リコール出てる)、後輪ライトウェイトの組み合わせで、タイヤはVittoriaのサポートは受けていないが、Corsaシリーズを愛用する。

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