2017年9月23日土曜日

JBCF前橋クリテリウム P1

変な自転車にかまけてロードレーサーにあんまり乗ってなかったのですが、いきなりレースでした。
ちなみに変な自転車の前はタイムトライアルだったのでロードを乗り込んだ記憶はかなり昔…。
通勤で乗ったものの乗り方がちょっとよくわからない…上半身の連動がうまくいかない感じ。夜にローラーしようと思ってはいたものの時差ボケで眠くて帰ったら即寝してしまっていた一週間だった。不安の残る感じでレースへ。

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アップと試走
3本ローラーでハイケイデンスをやっといて、試走でL4パートをやる感じでアップ。
スタート前まではダイナミックストレッチ系と縄跳びをして過ごす。
身体いまいち動かないなぁ。

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レース

久々のレース。
とりあえずグローブ忘れた。

スタートしてあっという間にローリング解除、ええええ。
でも意外とレース勘忘れてなかったので中盤をキープ。中切れしつつ後ろに下がっていく謎の動きがしょっちゅうあり、それを律儀に埋めてたらなんかきつくなってきた。

なんかしんどいので、橋のヘアピン後とかは半分くらいで踏みやめてその後のコーナーでノーブレーキで曲がるとピッタリ集団に埋もれられる計算をして走る。ぴったり決まると嬉しい&楽しい。



試しに最後尾に行ってみると、何この楽な場所。
ヘアピンは間を空けて速度を落としきらず曲がり、加速はそこそこでついていける天国。



と、この天国の中でも、怪しい動きしてる人がいまして、嫌だなーと思っていたらホームストレート終わりのヘアピンで単独落車。まじかよ…。アウトに大きく避けて、インから抜けた文武さんの車列に抜かれ際に入ろうとしたら最後尾の人がめっちゃ蛇行してリヤホイールで僕のシューズとフロントホイールを掠めていった…。なもんで踏み遅れて付けず。あーあ。

単独で追ってたら光山くんが降ってきたので吸収。



7対3くらいで回して追う、青柳さんも降ってきそうだったので半周くらいかけて吸収…する直前で光山くんが声掛けしたら光山くんだけ連れて行っちゃった…。

えええ

何故かチームメイトの2人を1人で追うという謎展開。なんでこうなるの。
橋のヘアピンでようやく気づいた?けどすごいタイム差よ(メイン集団と2人、それと2人と僕と)。2人が待ってなんとか追いついたときにはもうタイムアウト。赤旗終了。

チームとしては(どちらかと言うと翌日のヒルクラで頑張る)3人が完走してくれてよかった。
恐らくこれで僕の今年のJBCFは終わり。今年は全くチームに貢献できてないなぁ。

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自転車
Jamis Xenith Team 54cm
Component:SRAM RED&RIVAL22
CRANKSET:Infocrank Classic 170mm
CHAINRING:Praxisworks 52-36T
CHAIN:Campagnolo Potenza11  (Molten Speed Wax'ed) 
CASSET:SRAM RED22 11-28(改)
WHEEL&TIRE:F ZIPP404 Vittoria Corsa 25C / R Lightweight Vittoria Corsa CXIII 25C
STEM:Omni Racer 120mm
HANDLE:HARP Shallow31 C-C420mm
SEATPOST:Truvativ Noir T40 31.6mm
PEDAL:TIME Xpresso4
6.9kg

ウェア類
ウェア Bioracer レースプルーブン エアロスーツ2.0
シューズ Bont Riot+ 44.5


2017年9月21日木曜日

WHPSC 決勝走行

というわけでなんとか予選通過したものの、残るは2日。午前と午後の2回で合計4回しかトライするチャンスがありません。一つも無駄にできない!

9/15
朝 5マイルラン1回め。
気合い入れてアップしてたら前輪がパンク。ローラーは路面よりタイヤが潰れるためにラフにやるとボディと擦れてパンクした模様。


アップの様子。3本ローラーの後ろ2本だけでやります。
次はボディ後ろを支えて自立できるスタンドを作りましょう。
アップを早めに開始していたので修理する時間は十分にあるので焦らず修理 (池上さんが)。
修理が終わり、乗り込んでギヤがスタート位置に無いのでDi2のスイッチを触るが無反応。

Oh…

外れそうなところはわかってるので手探りで確認。ジャンクションはオッケー。バッテリー…外れてる。なんとか押し込んで修理完了。ヒヤヒヤさせるぜ。


こんな感じでバタバタ気味だったけど意外なほど落ち着いて走り出せた。
まあ、PC8は速度の表示が出ないけどね。(諦めてる)
それにしても5マイルランは長い!思いのほかパワーが出るので、パワーキープモードで、風に流されて怖いので余りスパートせずに流れでゴールする感じになっちゃった。
レース後、当然のことながら小山作戦参謀にダメ出しされる。

昼のミーティング
走っている時の風の影響をかんがえると当然?という感じでNot legal wind。
76.8MPH 123.63km/h いいんじゃないのこれ。
宿に帰ってパテ盛り。

夕方  5マイルラン2回め
初の夕方ラン。日が落ちて少し暗くなったので、ビデオカメラの画像が心配になる。
なお、メインメーターはPC8からGARMINにスイッチ。

午前のランを終わって「スタートでもう失敗する気しないですよ」とかフラグ立てたら、何故かスタートがスランプに。




スタート直後に何故か道路左側によっていき路肩に落とされそうになったのでフルブレーキしてなんとか回避。その後の再スタートで今度は右に走らされ、それを急激に直そうとしたような感じで転倒し失敗。
なんとか3回目でスタート成功。ペーシングは初めチョロチョロ、最後パッパ、最後のスパートに向けて徐々に上げるモードに。が、最後のほうで風がひどく、車体が半端なく振られて思い切りもがけずで計測区間へ。減速は前回の反省でいっぱいしたら、キャッチ区間に微妙に届かずキャッチしてもらえず。難しいな。

そして思わず出る「怖い…」の声

夕方のミーティングで、 74.94MPH(120.60km/h) Not legal wind。まあそうだよね、風怖かったもん。速度的には速い方なので、好きな枠を選べるのは助かる。
最終日の朝は寒い予報だったので、2番めの出走枠を選択。

夕飯は再びメキシコ料理


めちゃくちゃよく寝られた。
夜のうちにパテ盛り+塗装をやってもらった、明日こそ…。

9/16
朝 5マイルラン3回め
寒いぞ・・・
アップを初めて気づく調子の悪さ。調子の悪さを確定させたくないのでアップは短めに切り上げて、「気のせい」ということにする。



スタートはなんとか一発で成功。夜な夜な塗装してくれたのを無駄にしなかったぜ。
調子が悪いのでプログレッシブオーネに磨きをかける感じで。じわっと上げていく。
そしてゴール。風は昨日の夜よりましだけどどうかなぁ。
キャッチで速度を落としきれずに、VARNAのオジちゃんに助けられた。

昼のミーティングで
76.22MPH 122.66km/h Not legal wind
う~む。
最後の走行枠はトロント大、リバプール、Delftと同じ最終枠にした。

ミーティング後、写真撮影!




夕方 5マイルラン4回め。
風は割りと吹いてる、だんだん止んでくるが、気温が下がり気味。
アップでは割りといい感じにパワーが出て、体調的なバットデイは朝だけだったみたい、良かった。
ボディ以内で体が動かないようにすべり止めとしてテープをボディ内側に貼ったり、走行時の姿勢をウォーミングアップの姿勢に近づけるために(アップのときのほうが良い感触なので)背もたれの調整などをした。土壇場だけど!

そして最後のスタートへ並ぶ、1番出走予定だったトロント大学が前走でクラッシュしてしまい不出走となったので僕が一番スタート。



スタート直前に何故かGPSをロストするGARMIN、全く…どいつもこいつも。
そしてスタート一回失敗。
そのとき、メインモニタが鏡像になる。まじかよおい。戻そうとするがやり方がわからず入力を切り替えてしまいブルースクリーンに。メインモニタは諦める。せっかく顔を上に向けた下目遣いで走れるようにライディングポジションを調整したのに無駄に。
サブモニタはGARMINが被っていて邪魔なのでGARMINを横にして対処。

スタートは二回目で成功。
脚の具合がいいので最初からパワーを掛けていく。
風が比較的なく乗りやすい。
4回のランの集大成的に走る、が、速度がわからないのでパワーだよりで。
気づいたけど、夕方のほうが残り距離の看板が見やすい。

ちょっとだけスパートタイミングが遅れたけどなんとかまとめられたかな?と言う感じ。
あとは風だな…。

一度宿に帰り、帰り支度をして、再びシビックセンターへ。
成績発表を焦らす表彰式で、

Shinsuke SuperKetta 75.51MPH(122.16km/h)Not legal wind !!

ぎゃぁ。


そして1位は、僕らのマシンの修理を手伝ってくれたトロント大のCalvin!おめでとう!
2位はイタリアのAndrea、3位はリバプールのKen。

photo by Jo Koga

というわけで、5マイルランの記録は残らずで終了となりました。
改めて感じるけど、ぼくの運の悪さはすごいすね、日頃の行いは、悪いほうじゃないと思うんだけどねぇ。


photo by Jo Koga
2.5マイルの108km/hの記録で65MPH Clubの帽子もらいました。
(65,75…Clubとあります)


交通違反でキップ来られたみんな(笑)
で記念撮影!
photo by Jo Koga
と、言うわけで、決勝の記録なしというなんというか締まらない感じで終わってしまいましたが、ひとえに僕の運の悪さのせいということで。

レースを主催していただいた皆さん、ボランティアの皆さん、素晴らしいレースを本当にありがとうございました。

東レカーボンマジック様は素晴らしい車体と、松山さん、筒井さん、サポートありがとうございました。池上さん、夜遅くまで(と言うか時差ボケで朝早く?)車体の整備ありがとうございました。作戦参謀的なAHEAD Sports Engineeringの小山さん、何でも屋の村上さん、本当にありがとうございました!!

photo by Jo Koga
というかこれは僕の挑戦じゃなくて、全員の挑戦ですね、みんな楽しんで頑張ったと思います!これが一番じゃないかな?!
(楽しんでくれてましたよね?(恐る恐る(小声)))


そして皆さん応援ありがとうございました!!

2017年9月14日木曜日

WHPSC 予選通過まで


Photo by Jo Koga
日本だと凄技でおなじみの?WHPSC(ワールド ヒューマン パワード スピード チャレンジ)。
僕としては、エコランのときから車体形状の参考にしたりしていて馴染み深かった競技です。また、ポピュラー・サイエンス誌のエアロベロのブルーノーズ(尾翼があるやつ)が世界記録を出した記事を見たりして、いつか出たい、と思っていたのです(ちょっと図面書いたりしてました)。
そして、凄技で設計を依頼された池上さんは電気自動車エコラン時代からの大先輩で、僕も、プロジェクト初期から一応関わっていた…ようなそうでもないような(笑)感じ。
1年目のチャレンジは無事終了したところで凄技としてのプロジェクトは、一旦終了となりましたが、継続することが大事との東レ カーボンマジック様の意向によりレースへの参加が続けられることになったのです。リーダーは池上さん。ライダーは小森さんが今年は自転車ロードレースで忙しいとのことで、僕にオファーがあり、二つ返事で受けたのです。(まあ身の程知らずという感じもしますが)。

国内ではスピードを出せるところがないので、主にスタート練習だけをして本番に挑みました。

9/9(土)
移動。



車体は「デカいけどそんなに重くないスポーツ用品的な何か」で手荷物で運びます。サイズ超過の2万円プラスで運べます。これはオランダのシグナスから伝授された技らしい。
ケースはサーフボード屋さんにオーダしたもの。

夕方羽田から出発し、同日昼過ぎにサンフランシスコに到着。
入国審査で時間がかかったりして、レンタカーを受け取るのがだいぶ遅れた上にレンタカーの車種が変わり積み込みができるか心配だったけどなんとか。





広大な景色に圧倒されながら移動し、リノで一泊。
部屋が2つ足りなかったけどなんとかした。


9/10(日)
出発前に、宿の近くにあるホームセンターでパテや補修部材を買い出しに行ってからいざバトルマウンテンへ。

到着し、車でコースへ。ロードバイクで試走してみた。遠いよつまんないよ。



帰ってきてから、試走用コースで試走。スタートとキャッチの練習。かなり上手くいった。

19時から初めてのミーティング。チーム紹介から、予選の順番のくじ引きを行った。24チーム中20番(なんとなく運の悪さはここから既に)。

夕飯は宿のそばのレストランに歩いて。
注文を取り違えられてステーキがミディアムだった。


夜は疲れもあってしっかり寝られた。

9/11(月)
朝、Qualifying Run




スタート直後に右脚のクリートがペダルから外れ、なんとかしようとするものの左も外れて万事休す。転ぶ。
スタートでミスするとは余り思ってなかったので割りとショック。
気を取り直して再スタート。二回目で上手く行った。が、舞い上がっていたのか突っ込みすぎる。
残り1.5マイルの辺りで風に煽られて一瞬足を止め、ロードレースの癖でクランクを戻してしまう(踏み込み始めやすいところに)。
その結果チェーンが外れる。既に80km/hほどの速度が出ている、減速して停車するか、惰性で行けるところまで行くか悩んだものの、ひとまず惰性を選択。
が、500mくらい走ったところで横風で路肩に押し出されてクラッシュ。
ハッチが開き、身体がマシンから半分出てしまい、ブッシュで身体が傷だらけに。鼻血か鼻あたりを切ったための出血があるけど身体は大丈夫。
車体もとりあえず大丈夫そう。
DNFのため予選通過はならず(予選通過には72km/h以上の速度を計測する必要がある)。また明日。

昼のミーティングで明日のQualifying Runの時間が決まる。走行枠は”速いモン順”。
上位を狙うチームは順調に通過している。イタリアが106km/hで通過して下馬評の通り調子が良さげ。

午後、車体の改善に取り組む。
ペダルが外れる件は、10日の夜にLOOKからPowerTap P1ペダルに交換したせいと思われるので、クリートのリリーステンションを上げた。




チェーンが外れた件は、池上さんがチェーンガイドを改良したのと、私は最終段のシングルフリーの空転が重いためと判断し、
フリーを分解し、シールの取り外し、グリスを少し抜き空転を軽くした。
去年使用したフリーホイールが輸送中に割れたため新品に交換したのですが、明らかに”馴染み”が出ていなく回転が重かったための判断での作業。この競技で接触シールベアリングはそもそも要りません。

夕飯はメキシコ料理。

夜は寝れなかった。

9/12(火)
朝、Qualifying Run 2回め。




スタート直後にやはりクリートが外れるが、プッシャーにスタートの中止を適切に伝えられたので転ばす停車でき、再発進できた。ここで、引き足を過大に使うと外れるのがわかったため、スタート直後は踏み足のみに集中することにする(通常の走行中は元々そこまで引き足を使わない)
再スタートで発進成功。
速度を乗せていくが、だんだん後輪からの摩擦音が多くなってくる。
路面の段差を通過した辺りから、摩擦音が断続的ではなく連続音になる。そしてゴムの焼ける匂いがひどい。これはパンクの危険があると判断したが、停車して予選通過を出来ないのであれば、速度をキープしてパンクをしないことを期待することを選択。が、しばらくするとやはりバースト気味なパンクをした。
少しだけリム走りをしたけども、ホイールを破損させてはいけないと思い、転倒を選択(頑張っても無理だったけど)。
路上を横回転しながら滑走し、再び路肩へ転落。今回はハッチは開かず、怪我もなし。




回収され宿へ戻り車体を調整。リヤのライドハイトを調整し、タイヤを多めに出す方向にしてボディとタイヤが擦れないように調整。また、最小限にしていたホイール開口部を広めにする加工をした。空力性能が低下するが仕方がないと判断。

夕飯はちょっと高めなステーキハウス。炭火いいね。

0時に起きてしまったが、買っておいた睡眠導入剤を飲み、頑張って目をつぶって途切れ途切れだけど寝た。
計測を終えてキャッチされる夢を見た。

9/13(水)
朝、Qualifying Run 3回め。
ライドハイトの確認で僕が乗り込んだところで、想定以上に車体が沈み込んでいるのを確認。
車体を押すと、ミシミシという、いかにも構造部材が剥離している音がしたので確認すると、リヤスイングアームセクションのアッパーマウントのモノコック接着部で剥離していることがわかった。ここは構造接着剤のみで接着してあり、オーバーレイをしていない部分。理想的に見れば圧縮なので大丈夫と思われるが、ロッドエンドがアッパーマウント上面に取り付くため、曲げの応力がかかり、剥離しやすい部分であった。
Qualifying Runは中止し宿に帰り、対策を検討。ひとまず構造接着剤をとグラスファイバーの補修キットをカーショップで購入し応急処置の準備を。構造接着剤での二次接着とフィレットは先に作っておき、午前の走行から上位チームが帰ってくるのを待ち、カーボンファイバーでオーバーレイする材料を持っているチームを探し、それがあればそれを頂いて補修する段取りとした。
走行から帰ってきたトロント大学に聞いたところ持っているとのことで、分けていただくことにした。

ミーティングが終わり、作業を開始したが、トロント大学のカルビン君(もはや”様”と言ってもいいな(笑))がこちらのやりたいことを伝えたら、「俺に任せろ」と言わんばかりに作業を進めていく。作業は丁寧だし完璧。
おっさんども(僕と池上さん)は感心して眺めるのみ(笑)


Thank you,Calvin!!
レースをやっているエンジニアであれば、「直したい欲」ってあるよね。若いからもはや「ギラギラした直したい欲」
若いやつも捨てたもんじゃないな、って、おっさんか。

ある程度温風ヒーターで硬化させたところで、宿に持ち帰り、直射日光で温めて硬化をさせる。
硬化したところで確認したところ明らかに接着部の剛性が上がり、これなら問題なさそう。





もはやQualifying Runで失敗するわけにはいかないので、車体のチェックは念入りに。

そして三本ローラーとロードバイクでトレーニングを。L4を5分のワークアウトだが、高地(1400m)か扇風機がないかのどちらかの要因で非常にキツかった。
夕方の決勝の走行を見学に行くものの、雨で中止。




夕飯は地雷と評判の中華料理屋がやはり地雷か確かめに行ったら、やはり地雷だった。甘い焼きそばを堪能。
夜はローラーの疲労もありよく寝られた。

9/14(木)
朝、Qualifying Run 4回め。(実質3回)
負けられない戦い(ry
のQualifying Run。これ通らないとマジでヤバイ。





意外と落ち着いてた。
260Wほどで踏み続ければ予選は通るのがシミュレーションの結果で分かっていたのは良かった。AHEAD Sports Engineeringさん様々ですよ!(ってかそれまでが焦りすぎ)

予選ペースのシミュレーション結果を見てるところ
スタートは一発で決まった。が、PC8が一切を表示しなくなる!まあいいや!!
できるだけ頑張ってみるつもりで、残り1.5マイルからスパート、初めて計測区間を走れてた!思わず「よし!」出ちゃうよね。
が、その後足を止めつつギヤを変えたらチェーン落ちしてしまい、速度を落としすぎるとキャッチ区間にたどり着かないかもという恐怖で
速度の落とし方が甘く、キャッチ区間で速すぎるので、逃げるキャッチャーさん(笑)
こりゃいかんと思い、フルブレーキしたらリヤがロックして転ぶ。ゴメンナサイ。

予選通過は問題ないとおもう、問題は今日の夕方走れるか、ってこと。
というわけで昼のミーティング。速度の発表があり、僕らの速度(108km/h)がQualifying Runの中の記録で上位となり、ポテンシャルが有望と主催者が判断したため、決勝の走行枠を早めに確保できるようになった。これは予想外だけど嬉しい。
というわけでこの日の夕方に走行ができることになった。(実績がないので早くて明日の朝の枠からなるかと思っていたので嬉しい誤算)

車体のチェックを再度し、決勝の走行へ向けて、ホディの傷をパテ埋め開始。



そして17時頃に、夕方の走行のためにコースに行きアップまでしたが、雷雨気味な悪天候だったため、走行は残念ながらキャンセル。明日の朝の枠が5マイルの初走行となった。

夕飯はシビックセンターの近くのシャレオツステーキハウスへ。
スープも肉もGood!(16ポンド キツかった…)



まあまあ寝れた。

決勝走行編へ続く!って残りは2日!

2017年9月7日木曜日

BIGxBIGギヤってなにが良いの?


巷でまことしやかに「良いらしい」と噂されているらしいBIGxBIGギヤのなにが良いのか考えてみました。

F1:ペダルを踏み下ろす力
L1:クランク長
F2:チェーンを引っ張る力
L2:チェーンリング半径


というわけで、F1,L1が同じなら、L2が大きい方が、F2が小さくなるね!やった!

F2はチェーンがびよーんと伸ばされる力です、この力でチェーンのリンクが擦り付けられて摩擦が発生する(脳内イメージです)ので、なるべく小さいほうが良さそう。

L2が大きくなったのなら、同じギヤ比にしたいのであればリヤコグの歯数も大きくなり、BIGxBIGになるということですね。噂では世界のトラックレースでは60うんTとかのチェーンリングが使われているとか。

あとは、チェーンのリンクの曲げ量が減るとか色々ありますが、まずこれが一因かなと。

あと、このF2の反作用はチェーンステイで受けますので、駆動剛性(漕ぎ出しのダイレクト感?)が高まる気がする要因でもあるかも?

追記:
ターマック師匠からリヤコグ小さいほうが効率がいいって結果あるんだけど、どう考えるか?とツッコミがございましたので考えてみました。

元ネタは
http://www.ihpva.org/HParchive/PDF/hp51-2001.pdf
とか
http://www.ihpva.org/HParchive/PDF/hp50-2000.pdf
です、マニアックだな。

実験装置はこちら、全く文句のつけようがない装置です。
測定条件としてチェーンラインはテンションはどのコグ位置でもストレート、テンションは測定されたトルクとチェーンリングの直径より計算しているとのことです。すきがないですね。

で、グラフがこちら。


たしかにスプロケット間で優位な差が出ていると言えそうです。困りましたw
でもあれです同レシオで実験してないのは片手落ちだ(何故上から

というわけで、チェーンリングを変えたときのことを考えてみました。手書き。




はい、というわけで僕が主張したい結果がギリギリひねり出せたところでお後がよろしいようで。

グラフの見方間違えてました、スプロケットの大小を勘違いしてる上、テンションの軸はテンションNの逆数になっているのを見落としていました(なんでこう書くの!?)

評価からグラフを起こしました



さて困った(笑)
コグがでかいほうが良くなってますね。ってか11使った時点で負け的な。

2017年9月3日日曜日

JBCFタイムトライアルチャンピオンシップ P1

Photo by Okamoto-san

今年”も”チームポイントと無関係な個人タイムトライアル。
今年は World Human Powered Speed Challenge に出ることもあり、ここ最近のトレーニング?はリカンベントで行っていたので、TT車にまたがったのはレース一週間前、全日本以来。

身体の馴染みだし?で通勤で乗りつつローラーで20分走をやって悪あがきしたり。
しかし、TT車ローラーは全くパワーでないですねw いつものことなのでこんなもんかと思えるようになりましたが。

機材も悪あがきしてフロントシングルにしてみたり。

ガッツリ乗り込んでいる感はないけども、トレーニングストレス的には落ちていないので
「本気出せば走れる」と信じていましたがさて。


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アップ
いつものハイケイデンスx5、L4 5分、時間がなかったのでL4は一本にしといた。駐車場がスタート地点から遠いのでなんだかんだでバタバタしてしまった。

氷をスキンスーツの腕に入れといて冷却しつつスタートを待つ。

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レース

前の加納くんがスタートしてすぐスタート台に上がったけど、スタート間隔2分だったのね(把握しとけよ)
だいぶ台の上で待つことになったけど、集中はできてよかったかな?
そしてスタート、フロントシングルなので、あまりローギヤを使いたくない気持ちが働き、重めのギヤでスタートしたせいで、スタートダッシュはいまいち。
自分がスタートした瞬間に、ゴールに入る人、2周回ってきた人、1周回ってきた人?の3人が視界に。ゴールの人は余裕を持って交わして速度を乗せる。

うむ、追い風だ。
見えてる二人をスタートダッシュの余波で抜ける勢いだけど、パワー的には既に無理している状態なので悩むところ。真後ろに着くわけには行かないので斜め後ろを走ることになり、このコースの場合、走行距離が伸びてしまう。一瞬悩んだけど追い抜くことを決意、楽に凄いパワー(400Wくらい)が出ている、これはスタートのテンションによるものなのはわかっているけど、このままイケるかもしれない?と期待を持ちつつ追い抜く。追い抜いたもののペーサーにされて追い抜かれるのは恥ずかしいので、なるべく速度をキープするように頑張る。しかし、90度コーナーまで遠いね、こんなに遠かったっけ。コーナーまでにやはり370Wキープとかはムリだと悟る。パワー的には竹コース確定。梅じゃないっぽいからまだ良いかな。
コーナーは安全に曲がって…風がすごいな。


Photo by トトロ
横風~向かい風だけど意外とここは短く感じる。命からがら一周完了。

Photo by Okamoto-san
2周目は1周目の反動でだいぶつらい。FTPキープもままならない感じなので、なるべく小さくなってやり過ごす方式でなんとか速度をキープするように。
Photo by Okamoto-san
そして3周目は、死んだらしょうがない、という感じで踏み込むが、もはや大してパワーが出ない悲しさ。橋の上を曲がったら「FTP切ったら殺す殺す殺す」と某女子クライマーさんのようにつぶやきながら追い込んでゴール。

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結果
17位
JPTのレースでは最高順位かなこれ?と思ったけど2014年のTTが16位だった。

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機材その他


Focus ”Walser” Chrono Size S
タイヤ&ホイール F:HED3 Clincher Conti. Supersonic23C 8bar / R:CITEC 8000 disc Clincher Conti. Supersonic23C 8bar
コンポーネント SRAM Red E-Tap
ブレーキ BR-6600/Simkins Design EGGBrake
クランク Infocrank Classic 170mm/ROTOR Oval 56T aero (PCD110mm)
スプロケット 11-23(11sp)
チェーン Wippermann 11SB Black-EDI / MOLTEN SPEED WAX&SPEED Powder
サドル ISM Prologue


ウェア類
スキンスーツ Bioracer AEROSUIT RACE PROVEN TIME TRIAL
ヘルメット Giro Selector
シューズ BONT A-1 
ソックス Northwave
シューズカバー Velotoze

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ラップタイム表より

順位推移


ラップごとの順位