巷でまことしやかに「良いらしい」と噂されているらしいBIGxBIGギヤのなにが良いのか考えてみました。
F1:ペダルを踏み下ろす力
L1:クランク長
F2:チェーンを引っ張る力
L2:チェーンリング半径
というわけで、F1,L1が同じなら、L2が大きい方が、F2が小さくなるね!やった!
F2はチェーンがびよーんと伸ばされる力です、この力でチェーンのリンクが擦り付けられて摩擦が発生する(脳内イメージです)ので、なるべく小さいほうが良さそう。
L2が大きくなったのなら、同じギヤ比にしたいのであればリヤコグの歯数も大きくなり、BIGxBIGになるということですね。噂では世界のトラックレースでは60うんTとかのチェーンリングが使われているとか。
あとは、チェーンのリンクの曲げ量が減るとか色々ありますが、まずこれが一因かなと。
あと、このF2の反作用はチェーンステイで受けますので、駆動剛性(漕ぎ出しのダイレクト感?)が高まる気がする要因でもあるかも?
追記:
ターマック師匠からリヤコグ小さいほうが効率がいいって結果あるんだけど、どう考えるか?とツッコミがございましたので考えてみました。
元ネタは
http://www.ihpva.org/HParchive/PDF/hp51-2001.pdf
とか
http://www.ihpva.org/HParchive/PDF/hp50-2000.pdf
です、マニアックだな。
実験装置はこちら、全く文句のつけようがない装置です。
測定条件としてチェーンラインはテンションはどのコグ位置でもストレート、テンションは測定されたトルクとチェーンリングの直径より計算しているとのことです。すきがないですね。
で、グラフがこちら。
評価からグラフを起こしました
コグがでかいほうが良くなってますね。ってか11使った時点で負け的な。
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