2017年9月7日木曜日

BIGxBIGギヤってなにが良いの?


巷でまことしやかに「良いらしい」と噂されているらしいBIGxBIGギヤのなにが良いのか考えてみました。

F1:ペダルを踏み下ろす力
L1:クランク長
F2:チェーンを引っ張る力
L2:チェーンリング半径


というわけで、F1,L1が同じなら、L2が大きい方が、F2が小さくなるね!やった!

F2はチェーンがびよーんと伸ばされる力です、この力でチェーンのリンクが擦り付けられて摩擦が発生する(脳内イメージです)ので、なるべく小さいほうが良さそう。

L2が大きくなったのなら、同じギヤ比にしたいのであればリヤコグの歯数も大きくなり、BIGxBIGになるということですね。噂では世界のトラックレースでは60うんTとかのチェーンリングが使われているとか。

あとは、チェーンのリンクの曲げ量が減るとか色々ありますが、まずこれが一因かなと。

あと、このF2の反作用はチェーンステイで受けますので、駆動剛性(漕ぎ出しのダイレクト感?)が高まる気がする要因でもあるかも?

追記:
ターマック師匠からリヤコグ小さいほうが効率がいいって結果あるんだけど、どう考えるか?とツッコミがございましたので考えてみました。

元ネタは
http://www.ihpva.org/HParchive/PDF/hp51-2001.pdf
とか
http://www.ihpva.org/HParchive/PDF/hp50-2000.pdf
です、マニアックだな。

実験装置はこちら、全く文句のつけようがない装置です。
測定条件としてチェーンラインはテンションはどのコグ位置でもストレート、テンションは測定されたトルクとチェーンリングの直径より計算しているとのことです。すきがないですね。

で、グラフがこちら。


たしかにスプロケット間で優位な差が出ていると言えそうです。困りましたw
でもあれです同レシオで実験してないのは片手落ちだ(何故上から

というわけで、チェーンリングを変えたときのことを考えてみました。手書き。




はい、というわけで僕が主張したい結果がギリギリひねり出せたところでお後がよろしいようで。

グラフの見方間違えてました、スプロケットの大小を勘違いしてる上、テンションの軸はテンションNの逆数になっているのを見落としていました(なんでこう書くの!?)

評価からグラフを起こしました



さて困った(笑)
コグがでかいほうが良くなってますね。ってか11使った時点で負け的な。

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