2018年12月13日木曜日

Fly 12CE買いました

Black Friday セールでドラレコ&ライトのCYCLIQ FLY12CEを買いました。





これは何かって言うと…ドラレコ付きライト?
ライト付きドラレコ?

旧型のFLY12と何が変わったかというと、Wifiに対応しなくなった代わりにANT+に対応した感じです。

重さは、軽いとは言えない195g。
録画の品質はかなりよく、FullHDの60fpsで録画できます。フツーにアクションカムなレベル(特にダイナミックレンジでGoProHERO7には適いませんが)。



●設定
設定はPC、あるいはスマフォで行います。設定項目は録画の画質設定と手ぶれ補正の有無くらいかなぁ、あまりすることはないですね。
動画のプレビューをスマフォで見ることはできません、カメラの向きなどはえいやー!ってことですね。でもまあ、ライトがちゃんと照らせる角度にするしか無いんですが。


ロックされたファイルというのが、上書きされない動画ファイルのことですね。

設定を開いたところ
(ツールチップってなんだかわからん)


ビデオ設定ではロゴとタイムスタンプは邪魔なので消しておきました
(ドラレコなら消さないほうがいいのかなぁ?)

システム設定
インシデントモードは事故っぽいのを検出したときにデータを保護するモードですね。
あ、今気づいたけど、バイクを横倒しに置いたときに発動して、その後なんか電源が切れるって症状はこれか…。

設定ファイルはSDカードに保存されているようなので、設定違いのSDカードを用意し、ドラレコ用の設定が乗ったドラレコ用SDカード、ライドデータ記録用SDカードという使い方ができるようです。


充電やPCとの接続はUSB-C、充電も通信もわりと高速ですばらしい。
バッテリー容量は4200mAhで”アクションカム”としてはバッテリーは結構持つので、その点も意外と便利です。
ってかバッテリーのデカを利用してかなり富豪的な思想で造ってありますね(勝手に電源入るとか)。まだ試してないですが、USB-Cでスマフォの充電できちゃったりするのかな?

●録画
ドラレコなので、電源オンで録画開始。録画停止はありません(電源を落とす)
MAX10分で1ファイル、基本的に録画したものは、どんどん古いものが上書きされていきます、落車したっぽい自転車の動きをした場合はその動画は保護されて消されなくなります(前述のインシデントモード有効時)。

6軸のイメージスタビライザーも意外と効きます(が効いてる動画のほうが酔う気がする…)。動画に関しては先にも書きましたがかなりきれい。夜間も結構ちゃんと録れます。
なお、FullHD 60fps対応なので、それなりに速いmicroSDが推奨されています。


●サイクルコンピューターとの連動
サイクルコンピューター(GARMIN以外でもANT+ Bicycle Lightsに対応していれば)とペアリングしておけば、連動して電源が入り、ライトのオンオフも自動で行われます。
オンオフのタイミングは、ガーミン電源ON-OFF、あるいは、タイマー動作時ONが選べます。

なお、タイマー動作時という意味はログ取得中という意味合いのようで、オフになるのはログをセーブしたときなので、休憩中などでタイマーを止めてもライトは消えません。
(基本点とけという思想を感じます)

ライトのモードはサイクルコンピューターで設定でき、自動にしておくと日中は点滅、夜間は点灯になるようです。(他にトレイルとかハイビズとかのモードがありますが使ってないのでよくわりません)、FLY12CE側でライトの設定をする”Individual = 独立モード”もありますが、何故かうまく動かなかったりする時があり、そこらへんまだ謎です。



注意点は、サイコンの電源を入れるときに通信できる距離にFLY12CEがあると、勝手に電源ON→録画開始してしまいます。
ドラレコという意味では何でもいいから撮るというスタンスなんでしょうね。
職場でGARMINをPCにつないだ時とかにFLY12の電源オンのアラームが鳴り響くのは中々邪魔くさいっす(笑)

あと、サイコンの電源が入っている限り、FLY12CEの電源を手動で切っても、また電源オン→録画開始してしまいます。

一旦分かればなんてこと無いんですが、最初GARMINの電源が原因だとわからす怪現象かと思ってしまいました。

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追記
USB-Cで携帯が充電できるか問題

なんと、携帯(HTC U11)からFLY12CEが充電できました!なんでじゃ!イラネー(笑)


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追記2
風切り音が気になったので
マイクの風防をつけてみました。



買ってみたのはこれ ちょっときついけどほぼ完璧なフィット。
こいつは優秀だぁ~。


ちなみに無いとき

うるせぇw

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追記

CYCLICのオーバーレイアプリ(CYLIQ PULS)ですが、手軽でいいんだけども、STRAVAのデータをオーバーレイする選択肢でパワーのチェックボタン押せねぇ~ってハマるかと思います。
なぜそうなるかというと表示項目が3つまでなので、標高と斜度のチェックを外せばパワーとケイデンスのチェックボタンを押せてオーバーレイできるようになります。

2018年12月9日日曜日

21018年シクロクロス全日本選手権大会マキノ高原

全日本です。全日本は出るだけならなんかいっぱい出てるんですよね。
2013年 TT
2014年 TT
2015年 TT RR CX
2016年 TT RR CX
2017年 TT RR CX
2018年 TT CX
NEW!
通算全日本エリートカテゴリ13回目の出場なんですね…一体何を目指しているのやら…。


忘年会をしていた妻を拾い(まあ自分も会社の忘年会だったのですが)、休憩多めで行くために0時に出発。
途中寝たりして無事にマキノ到着。10時間ってとこ。

んで試走。
雨が降っているため、事前に決勝タイヤの候補として用意していたスリック系は封印。
進まない路面が辛い。バイクやホイールを変えたりしていろいろトライ。どうやらトラクション的に後輪はマキシスのチューブレス(オールテレーン)が良さそうだ。
前輪はマッド。
と、決めたところで、あられも降ってきたので撤収~とコースをたらたら走っていると、テクニシャン國井さんが下りで追い抜いていく、ほほう、これはちょっとだけついていってみようかな~。とテキトーに下り…コーナーをトレース…ステーン。




あばばばば


あれま…。
割と無理ゲなダメージなので、予備車を本番車に仕立てる。といっても決めたホイールセットをつけて、パワーメーターとペダルを移植。

出来上がり。


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日曜
決勝日、見事に雪ですよ。

折れたブラケットをテープで補修してSuperNovaも走れるようにしようかと思ったんだけど、雨やら雪やらで濡れててテープがうまくつかず諦めた。そしたらチバポンズのOBの綾野さんがバイクを貸してくださったので、ペダルだけ交換して予備車に。これでなにかあってもとりあえず走りきれそうです。良かった。

試走
土曜の試走が意味があったんだかまったく疑問な感じの雪です。でもなんとなくタイヤのチョイスは同じで良さそうなので試走へ。こんな汚れそうなシチュエーションの試走のシューズは予備シューズのGiroで。

思ったとおり上りのトラクションが良いので結構乗れるな、これで行こう。
V字キャンバーとその先の上りは全く乗車の目がなくなったので、降りるタイミングの練習をしたり。
ピット過ぎの上りの練習を繰り返してしたらアレ?ガタガタしてる??あらららら、リヤタイヤの空気抜けてる。しょうがないのでピットに行き、見知らぬチームの方にお願いしてポンプをお借りして空気を入れてみる。が、ビード上がらず。う~む、これは諦めだな。というわけで車に戻ってチューブラのリヤホイールをつける。
もう一回試走に行こうとするが、試走の時間終了…、まあいいか…。
そんなこんなでバタバタしてしまい、レース3時間前食事を忘れていたのに気づく。レースまで1時間しかないけどちょっと食べておくかと麻婆豆腐丼を半分くらい食べる。
三本ローラー回せるところがないのでアップもせず、ピットへ代車を置きにいった帰りにランをするくらいで良しとする。(序盤どうせランでしょ…)
試走後にいつものルーティーン作業でチェーン交換(2セットを交互に使っています)。

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スタート
78人出走でゼッケン73。いつものことながら最後尾スタート。
スタートで頑張ろうとかいう気が失せるレベル…。

Photo by 井上さん
Photo by 井上さん
最初の一周は乗れそうなところも渋滞で乗れないのでほぼ半周(下りセクションまで)ラン…。遅いから大して辛くないんだけど、なんというか、フラストレーション溜まるけど落ち着いて…。
一周目のデータ、黄色がパワー(ほぼ足で走ってる…)
2周目ぼちぼち順位を上げていくと、ゼッケン一桁な(中里)まさるがなぜかいる…なんだか焦ってとっちらかってるから「まさる落ち着け!」…って、人の心配してる場合じゃないなw
ちょいちょい発生してるダム(基本的に轍しか走れないので、追い抜くところあんまりないんですよねえ)をなんとか突破して順位を上げていく。ってか順位と言うか完走したいのでトップとのタイム差が一番の問題。ゲンくんが担ぎの急登でダッシュして上がっていくけどなんでもないところでミスって戻ってくるパターン、パック全体が遅くなるからやめて…。

観客の人たちもそれがわかっているのでタイム差を教えてくれる。なんとか行けそうなのか??まあそれは雪のせいで一周にかかる時間が長くなり、80%の猶予時間が長いので完走のチャンスは大きい。いつものコンディションなら即死なんだけどね。

Photo by 三井至さん
レース中盤から後半はだいたいコッシーさんたちと走る、ってかシングルスピード…チータマの”おじさん”もそうだけど、何でシングルで走れるのか不思議すぎる

Photo by 三井至さん


まあみんな細かいミスはありつつジャンを聞くストレートへ。
15秒!とか聞こえる、これはどう考えてもラップアウトのカウントだな…、ひとまずもがく。足切り場所を確認してなかったので、ゴールライン超えてからもとりあえずもがく。安心したのかめっちゃタレてる人にはちょっと優しく(いや、ゴメンナサイだいぶ厳しい感じだったかな)どいてという。
そしたらなんとかもう足切りポイントないだろうってとこまできたらなんか集中力がなくなり、また、なぜだか両手の親指が攣りそうになってミス連発。
一度は離したコッシーさんなどにミスしたところで抜かれる。
漂う最終走者感。後ろ見ても気配を感じない。そしたらもうなんかとてつもなく気が抜けてしまいミスしまくりでなんとかかんとかゴールへ。

Photo by 三井至さん
先に走り終えていたロードではチームメイトの安Doさんとタッチ

Photo by 井上さん
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62位/78人
フルラップ完走は僕まで。
完走しやすい条件だったとはいえ、いろいろありつつも完走できたのは素直に嬉しいです。

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ラップタイムデータ集計


順位推移。
一周目にもっとドカンと順位を上げてればまた違ったんだろうなぁ…。


タイム差の傾きは6位~とあんまり変わらないと思うんだけど1周目の切片がでかすぎる。



足引っ張り合いになりがちな後方パックだけども、それほどラップタイムが悪くなかったのは良かった。

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データ
まあ特に特筆すべき事はなし。平均心拍が173bpmだったくらいですかね。


Duration
1:01:59
Distance
12.884
km
Work
419
kJ
Average Power
113
watts
xPower
160
watts
IsoPower
186
watts
Max Power
888
watts
Average Heart Rate
173
bpm
Average Cadence
63
rpm

あ、最終走者だったので一番長く走りました!(1時間2分)

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機材

いつものSuperNovaが使えなかったので、もともと妻がオーダーしたPaxアルミで走りました。



PAX AL-DISC 500mm
ハンドルバー:BOMA Carbon 400mm(少し狭いなぁ)
ステム:130mm
サドル:Fablic Line ELITE Shallow
シートポスト:Jamis Carbon 3K
コンポ:SRAM RIVAL
ブレーキ:TRP Spyre

クランク:Shimano 105 170mm / Stages Ultegra
チェーンリング:RaceFace Narrow-Wide 40T
ホイール:前 PAX AL rim,PAX disc hub / 後:PAX AL rim,PAX disc hub
タイヤ : 前 Vittoria Terreno WET / 後 Vittoria Terreno MIX
ペダル:クランクブラザーズ エッグビーター3 改
スプロケット:105 11s 11-30




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ウェア
スーツ:チャンピオンシステム 長袖スキンスーツ(バックポケット付き)

アンダーウェア:ファイントラック撥水ノースリーブ+クラフト長袖
ニーウォーマー:クラフト(パンツに安全ピンどめ)
ヘルメット:OGK Kabuto R-1 (L-XL)

シューズ:ガルエネ
ソックス:Dexshell Ultra Thin
グローブ:ショーワグローブ 防寒テムレス

Dexshellとテムレスで末端完全防御だったので快適でした。